2026.秋分


新種の猫「ティルカヨ」(学術名/Leopardus tilcayo)をボリビアで発見。 猫はヒトとの関わりから
野生猫 → 家猫 → 野良猫 → 野猫
と呼ばれ、普段ネコと云えば飼い主と暮らす家猫、飼い主がいないのが野良猫、それが人里離れると野猫に。野生猫と野猫は人と接触しない山野の暮らし。
ティルカヨも森に迷い込んだ野猫として保護され、DNA鑑定から新種の野生猫と判明。
最新の研究(DNA解析/2007年)では、野生の猫(ヨーロッパヤマネコ)が約13万年前に家畜化され、様々に品種改良されて人と暮らす家猫に。日本には平安時代に渡来したと学校では習いましたが、古墳(見野古墳群/兵庫県姫路市四郷町)の土器(須恵器)からネコの足跡が発見された(2007年)ことから、紀元前の弥生期からいたようであることと、縄文時代の出土骨からもネコらしきものが見られるよう。
一方、イヌと云えば
犬(家犬)→ 野犬(野良犬)
で、猫より雑な分類。 古来日本ではヤマイヌとイエイヌの分類で、ヤマイヌはニホンオオカミ(ハイイロオオカミの亜種)だったのか、家畜化されたのがイエイヌ(現存する日本犬は柴・紀州・甲斐・秋田・北海道・四国で天然記念物指定)。ニホンオオカミは絶滅してヤマイヌ(野生犬)はいなくなり、野良犬は動物愛護管理法によって保護され、今では街をうろつく野良犬にもお目にかからない。
ネコとイヌの共通祖先はミアキス(約6000万年前の中型肉食獣)。その特性に近いプロアイルルス(約2500万年前の最初のネコ科)から進化した種がネコ。平原に出て集団狩猟を行うヘスペロキオン(3800万年前)、トマークタス(1500万年前)を経て進化した種がイヌ。 ヒトが生物分類では、動物界/脊索動物門/哺乳網/の以下
霊長目/ヒト科/ヒト属/ヒト(ヒトは和名で学名はホモ・サピエンス)
家猫は
食肉目/ネコ科/ネコ亜科/ネコ属/ネコ亜属/ヨーロッパヤマネコ種/イエネコ(亜種)
で、ティルカヨは
食肉目/ネコ科/ネコ亜科/オセロット属/ティルカオ(種)
ネコに似たトラやライオンは
食肉目/ネコ科/ヒョウ亜科/ヒョウ属/トラ又はライオン(種)
と同じネコ科でも大昔に分化したもの。 家犬は
食肉目/イヌ科/イヌ属/オオカミ種/イエイヌ(亜種)
なのでオオカミからそんなに離れていないんですね。
家畜化も2万年前程度と考えられていて、ヒトと暮らす歴史もネコよりかなり短い。
イヌ・ネコは今や家畜では無く家族。 一方、ヒトには社畜とか野良爺、野良婆がいるそうです。




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