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2025.小雪

  • 執筆者の写真: papa@芦屋ファミリア
    papa@芦屋ファミリア
  • 12 時間前
  • 読了時間: 2分

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年々短くなる秋の終わりを感じる、コートが必用な寒さ。関西では紅葉が見頃、北の国では雪、季節通りの気候ではあります。


猫の腎臓病治療薬の名称公募が始まりました。

1999年に発見(宮崎徹博士/スイス・バーゼル免疫学研究所)されたAIM蛋白質が腎不全を改善(腎組織の修復・再生)できることが分かり(宮崎徹博士/東京大学疾患生命工学センター)、人の腎臓病克服の創薬・実用化が進められる中で先天的にAIMが機能しない猫にとっても夢の薬。人用に先行して猫用AIM薬の研究を続けるにも大学の予算だけではできないと寄付を募ったところ、愛猫家たちから3億円近い寄付が集まり、AIM医学研究所(一般社団法人/2022年設立)が誕生。そして2023年に製薬ベンチャー「株式会社 IAM CAT」を設立して2025年から治験(今年5月から全国26の動物病院で開始)と製造体制の確立、2026年春に農水省への承認申請を経て、2027年春に製品化が予定されています。 トム店長の姉あられ(2010年保護)は今年15歳(写真)、現在の平均寿命に到達。人の年齢に換算すると後期高齢者ですが、今のところ腎臓も至って健康。キャットフードの「Cat Life」は腎臓に負担が少ない設計ですから、腎機能の低下は緩やか、新薬登場までのあと1年半ほども大丈夫でしょう。 この薬で猫の寿命は20歳以上、30歳まで伸びることも期待されています。現在の長寿記録は38歳、健康なら40歳以上の長寿記録更新も充分考えられます。 日本人男性の平均寿命は81歳、さてさてどちらが看取ることになるのやら。

 
 
 

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