品質基準・フルオーガニックについて
他製品との違い
当社ペットフードは代表者である獣医師自ら企画・製造・販売しています。世界的に標準としているAAFCO(米国飼料検査官協会)の栄養基準に準拠した上で、低カロリー・高タンパクで低リン設計、そして「フルオーガニック」(次項参照)を独自基準とし、人より臓器の小さな犬・猫のために人以上の品質を求めた「ヒューマンハイグレード」(次々項参照)製品です。
各製品のカロリー・成分については、下記「カロリー・成分は?」をご覧ください。
フルオーガニックとは?
自然そのままの産品で、化学薬品・農薬等を含まないもの、例えば農産物では有機農法、畜産では成長ホルモンや抗菌剤・抗生物質を与えないことなど、これらの一次産品を「オーガニック」と云います。加工品である二次産品(ペットフード)において、使用する原料すべてがオーガニックであることで「フルオーガニック」と呼んでいます。
当社がフルオーガニックを大前提にしているのは、原因不明とされるアレルギー(涙焼けなど)などの疾患が、原料由来の化学物質(化学薬品・農薬)であることから、ヒト同様に高齢化する犬・猫において、健康体を維持することによりその医療費負担を軽減し、より長寿であることを願うためです。
ヒューマンハイグレードとは?
臓器は経口接収した食品に含まれる添加物・薬物が蓄積されやすく、凡そ病気の原因となります。一般的(他製品原料・スーパーで販売)な肉類は、肥育時に成長ホルモン・抗生剤などの薬物を投与されており、結果的にその商品に残留、食味試験として投薬と無薬の双方を比較すると、明らかに風味も異なります。そして犬・猫は人より臓器が小さく、人では安全とされている量の薬品・添加物を排出できないため、人レベルの安全基準で考えることはできません。故に人以上に高い安全性を求めるものです。
いわゆる手作りフードと何が違うの?
ご家庭で愛情いっぱいの手作りフード、そして「手作り」として販売さているものも安心感はあります。ただ、動物にはそれぞれに必要な栄養素があり、「手作り」とは異なることです。ペットフードについて日本では「フード安全法」の「安全基準等」として成分規格(安全性)、製造基準、表示基準はありますが、栄養基準はありません。そこで、業界的にはAAFCO(米国飼料検査官協会)が定めたガイドラインを基準としています。「Dog Life」「Cat Life」はこのガイドラインに準拠した栄養素も、化学合成では無く、天然素材により配合しています。
手作りフードなら安全じゃないの?
手作りフードの原料として、スーパーなどでお求めになる人用の肉や野菜をお使いになります。これらには人の基準で決められた農薬・抗菌剤・成長ホルモン・防腐剤・発色剤・などの薬物・添加物が使用されています。
例えば鶏では抗菌剤・成長ホルモンなどを飼料に添加し、それが肉(特に内臓)に残留します。人と犬・猫ではこの肉を接収して、添加物を排出できる臓器(腎臓や肝臓)の大きさが異なりますので、人の基準で添加された量を犬・猫では排出することができません。
ヒューマングレードといわれる原料は人が食べる前提のレベルで、犬・猫に対する薬物・添加物のレベルはより厳密(ヒューマンハイグレード)である必要があります。Dog Life・Cat Life には無薬飼料(薬物無添加)で肥育した鶏を使用しています。(羊は自然放牧、鹿は野生)
カロリー・成分は?
原料・代謝エネルギー・成分について、各商品の詳細に記載しております。
「Dog Life Chikin」
「Dog Life Chikin Grain Free」
「Dog Life Deer Grain Free」
「Cat Life Chikin&Fish」
製品特徴は低カロリー・高タンパクに加え、リン値を低く抑えて(AAFCO基準の最小値)います。
ドライトとフレッシュの違いは?
原料を混合・加工し、できたての状態がフレッシュタイプです。加熱工程はありますが、水分を多く含んだ生の状態ですので、冷蔵庫で1週間程度、冷凍で6カ月程度の保存期間です。
これを長期保存のために乾燥させたものがドライタイプで、専門検査機関による賞味期限検査を行い、1年と定めています。
ドッグフードとキャットフードの違いは?
動物はその種によって必要とする栄養素が異なります。ドッグフードには猫に必要とされるアラキンドン酸、タウリンが含まれていません。このため原料にキャットフードは鶏に魚を加えて、必要な栄養素を補完しています。
成分表記にある乳酸菌発酵エキスとは何ですか?
乳酸菌を培養・発酵させて得られる分泌物で、必須アミノ酸やビタミン、オメガ3脂肪酸など、752種類以上の有用成分(財団法人日本食品分析センター調査)が含まれています。また、有害細菌を抑止(死滅)できる抗菌ペプチド(天然由来の保存料として各国で認可、詳細な資料は こちら)も含まれています。
お肌や腸内環境を整える働きもあり、芦屋本店・オンラインショップにて瓶入りの乳酸菌発酵エキス製品(60ml入り、説明書)も販売しています。口臭予防など雑菌繁殖の抑止としてもお使い頂けます。
トム店長による説明はこちら。
賞味期限はどの程度ですか?
専門検査機関による検査を経て、ドライフードは現在製造日から1年、おやつは6カ月で、パッケージに期限日を記載しています。開封後も冷暗所(おやつは冷蔵又は冷凍)に保管頂き、使用後にきちんと封をして頂くことで、安心してお使い頂けます。
シニア(高齢犬・猫)用はありますか?
「Dog Life」「Cat Life」とも食べやすいフレッシュタイプがあります。また、ドライタイプはシニア(高齢犬・猫)でも噛み砕ける形状・固さに仕上げています。ご要望により、顆粒状・粉状に加工して袋詰めも致します。(内容量・価格は同じ)
療養食はありますか?
成分は国際標準規格で低脂肪、カロリー控えめ、リン値は低い設定にしています。
療養食としてお使い頂くかについては、かかりつけの獣医師とご相談ください。