小雪同様「大雪」も温暖な瀬戸内海では馴染みの無い節気。北の地では雪かきが日常になる季節。 さすがに12月からこちらかなり寒くなり、少し前まで暑い暑いと冷えたソーダ水だったのが、もうすっかり暖かいお茶に。蛇口ひねれば出てくる水道水。今は何気なく飲みますが、阪神間では昔は臭くて閉口してしまう頃もありました。 大阪から西、尼崎・宝塚・西宮・芦屋・神戸までは居住者に対して水源が乏しく、淀川から水を供給。神戸の水道筋商店街は、まさにその下にこの水道管が通っているところ。琵琶湖から京都や枚方など街を通過してきますから、当然生活排水も含まれてるわけで、昭和の頃は薬品で殺菌程度の浄水でしたから、夏場の生水の臭いと云えば雑巾絞ったような、それはそれはキツうございました。
21世紀になり高度浄水システムが導入されたおかけで、もうそんなことは無くなりましたが、それでも水道水は一度煮沸して利用します。浄水場から家庭までの水道管が長い間変わっておりませんので、その部分では劣化が心配されるため。 時間に余裕があれば一服点てたい(一応の道具は用意してあります)と思うのですが、なかなか思うようにはいかない今日この頃。
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